フィリピン留学情報

体験談は当てになる?

留学した人の体験談を信じて大丈夫?

フィリピンのどの学校に留学するかを選ぶとき、いろんな情報を集めて判断するわけですが。学校のホームページに書かれていること、留学エージェントが話すことが良い内容ばかりで今ひとつ信用できない。なので実際に留学した人の体験談を読んで判断したいという人もいることでしょう。

体験談を材料に留学先を選んで良いのか? 体験談を信じて良いのか? これが非常に難しい問題なんです。このテーマ一つで本を1冊書けるくらいです。それはちょっとオーバーですけど。

まず、エージェントのホームページに掲載されている体験談。エージェントが説明してくれる内容が信用しにくいので、エージェントのホームページに書かれている体験談を信用するという時点ですでに自己矛盾なんですが。良いことばかりが書かれていたとしたら、あまり信用し過ぎないほうが良いでしょう。悪い点が一つもない留学なんて現実問題としてありえません。それが一切含まれていない体験談をすべて鵜呑みにして良いのか? いささか疑問です。

もちろん、留学経験者が書いた体験談を一切修正せずに掲載している場合もあるでしょうし、むしろそのほうが多いと思います。では大半の体験談を信じ、それを判断材料に学校を選んで良いかと言われると、良いとは言いかねます。

まず第一に、体験談に書かれていることはすべて過去の一時点の事実であるということです。例えば寮の食事が美味しかったと書かれていた場合、今でも美味しいという保証は一切ありません。それどころか、体験談を書いた人が留学した時期に臨時採用で料理をしていたスタッフが料理の腕が良かっただけで、その時期を除いてその学校の食事は現在に至るまで一貫して不味い可能性もあります。

第二に、体験談に書かれていることは個人の主観によるということです。食事が美味しいというのは、あくまでもその人の口に合ったということに過ぎません。その体験談を読んでいるあなたの口に合うということではありません。例えば濃い味付けが好きな人が体験談に美味しかったと書いていた場合、薄味が好きな人には味が濃すぎてぜんぜん美味しくないわけです。

第三に、体験談は一個人が経験した一部分の事象にすぎないということです。例えば、先生の発音がきれいで訛りがなく教え方も上手かったと書かれていたとしましょう。これを読んでこの学校の先生はみんな発音がきれいで教え方が上手いと判断して良いのでしょうか? 言うまでもなく良いわけがありません。体験談を書いた人の授業を担当した先生がそうであっただけで、それ以外の先生は訛りが強い可能性もあります。それどころか、体験談を書いた人を担当した6人の先生のうちの1人だけが教え方が上手かったんだけど、他の5人の先生に遠慮して5人は下手だったと体験談には書かなかった可能性さえあるわけです。

ですので、体験談を判断材料にするのを頭ごなしに悪いというつもりはありませんが、多くのリスクを含んでいること、ゆえに体験談を基準に学校を選んだ場合、期待はずれになる可能性があることは頭に入れておくべきでしょう。

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